VS 神戸国際大学
4月 30日 (日) 第7節
大阪商業大学 VS 神戸国際大学
(前半 0-0 後半 1-2) 合計 1-2 で負けました。
〝勝ちに不思議な勝ちあり 負けに不思議な負けなし〟という言葉を聞いたことがある。 理由なんて説明できなくても、たまたま勝つことなんてのはよくある。
しかし、原因はわからないけど負けた。なんて事は絶対にない。負けには必ず原因があると考えている。また、負けた原因は人によって違う事を挙げるだろう。その中には技術的なことから、戦術的なことまで挙げたらきりがない。
しかし、何より足りないのは絶対に勝つんだ!!という気持ち。もちろん、まったくないわけではない。みんな勝ちたいし、普段の練習も頑張っているだろう。勝つために試合中も頑張っている。しかし、まだまだ足りない。試合ではもちろん、1対1の局面で、競り合いで、セカンドボールで、攻守の切り替えで、フィジカルで…すべてのことにおいての始まりは気持ちなのだということを、もっと深く理解してほしい。
私個人の経験談になるが、12歳から14歳までの2年間をサッカー留学という形でブラジルで過ごした。 ブラジルではプロチームの下部組織(日本で言うJチームのジュニアユース)に所属していた。
練習には手ぶらで向かう。ホームスタジアムの地下にロッカールームがあり、そこでホペイロ(用具係)がその日の練習着一式を自分専用のかごに入れて出してくれる。その時に渡されるユニホームの色でスタメン、2番手が分けられた。ユニホームの色は毎日変わるので、ほんとうに毎日が戦いだった。
シーズンオフになると、毎週1回セレクションが行われた。当時、州で1,2を争うチームだったし、人気もあるチームだったこともあり毎週多くの子供たちがセレクションに訪れていた。
ブラジルにはストリートチルドレンが多く、国自体も裕福ではなかった。事実、学校には行っていない。家がない。親がいない。出生届けをだしていない。なんてチームメイトはたくさんいた。それでもサッカーをするのは、12歳やそこらの子供にでもお金が支給されるからだ。支給内容は異なるが、交通費を全額負担してくれる。寮に入れてもらい、生活に必要なものはすべて支給される。なかにはプラス現金も。なんて選手もいた。
要するに、セレクションに受かれば生きていけるのである。入団する選手がいれば、クビになる選手は当然でてくる。だから、入団できたから安泰ではないのだ。本当に毎日が戦いだった。サッカーに生活が、人生がかかっていた。もう一度繰り返すが、12歳くらいの子供たちがこんな状況でサッカーをしていたのだ。
商大の学生にここまでは要求できないが、もう一度よく考えてサッカーと向き合って欲しい。
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